こんにちは、つちまろです。本記事では牛乳パック12本でできる、半分サイズ(高さ12cm)の牛乳パック椅子の作り方をご紹介します。デザインは、すみっコぐらしのぺんぎんです。
目次
牛乳パック椅子は12本で作れる?
はい、作れます!半分に切りました!
「牛乳パック椅子 作り方」でネットで検索して出てくるのは、牛乳パック24本で作成する場合がほとんどです。三角柱を24本集めると綺麗な六角形になるんですよね。大人も座れる強度になるとか。
「牛乳パック12本を半分に切れば、24本の柱ができる!」
ということで、牛乳パック12本で作りました。
半分サイズの牛乳パック椅子の作り方
牛乳パック椅子の作り方をご紹介します。
牛乳パック椅子の仕上がりサイズ
仕上がり寸法は、幅25cm 、高さ12cmです。(フェルトやテープの厚み込み)
きっかけは、2歳娘のイヤイヤ期向けにちょうどいい椅子を作りたかった
我が家には、作成当時、なんでも自分でやりたがる娘(2歳)がいまして。しかし、住んでいるマンションの玄関は狭くて、玄関の段差、上がり框(かまち)は10cmもないんですね。靴を履こうと座ると、娘(身長87cm)は座れずに、毎度後ろに転がります。
座らずに立って履こうとするので、すんなり履けず…ちなみに私が勝手に履かせると怒られる()。そして脱いで最初からやり直し()。
そこで!今回作るお椅子の高さは、牛乳パックの半分がちょうどいいんじゃないかと思いまして!
半分の高さですと、私の膝(中肉中背)と同じくらいの高さになります。お部屋でこの12cmの高さの椅子を使用すれば、お膝の上と同じ感覚になって安心するかな、と期待しています。
牛乳パック椅子の材料
- 牛乳パック 12本(切り開き済みでOK)
- 段ボール
- 新聞紙やチラシなど不要な紙
- 布テープ
- 透明テープ
- 両面テープ
- フェルト各種
- ビニール製テーブルクロス
牛乳パック、段ボール、不要な紙以外は、すべてダイソーで購入しました。売り場にフェルトの種類はたくさんあります。口ばしや目に使うフェルトーはシールタイプのフェルトにしました。茶色(目、輪郭)は一番濃い茶色、黄色(くちばしと足)も濃い黄色を選びました。
テープ類は自宅にありました。
布テープで全部作ろうと考えていましたが、なんだかなくなりそうだったので透明テープを追加購入しました。テープはどんなテープでもOKです。
使用ツール
- はさみ、カッターなど※
- カッターマットあれば
- 布切はさみ
- 定規
カッターがなくてもハサミで大丈夫ですよ!(牛乳パックは分厚いので苦労しますが)。私はロータリーカッターを保有していましたので、牛乳パックを半分に切るときに使用しました。
布を繊維ごとまっすぐ裁断するのもラクなので重宝しています。私は娘の入園グッズを手作りする時に購入しました。
作成手順
牛乳パック椅子の作り方ですが
24本柱部分の作成→座面の作成→くっつける
の順で記載しています。私は椅子の外側のビニールクロスを張り付けるのは、最後にしました。フェルトの部分を先にやりたくて。。モチベーションとかいろいろあって、説明の写真と前後してしまいますが悪しからず。
柱の作成ですが、他の牛乳パック椅子の作り方を紹介している記事では、めちゃくちゃ綺麗に切ってますよね。
この記事では牛乳パックがガタガタに切ってあってもでもできるのかを検証兼ねて、ご紹介します。先に言っておくとガタガタでも大丈夫です。
24本の柱を作る~切り方がガタガタでも大丈夫~
切り開き済みの牛乳パック。。。。ガタガタですね。大体高さが24cmくらい。その牛乳パックのくちばし部分を、はさみで山の形になるようにカットします。
半分にカット(超適当)
くるくる巻いて、三角柱を作ります。
はい、案の定。三角柱の高さが違います~~~~
また牛乳パックの底の部分を、三角形に切ります(かなり力仕事でした)
はい、やばい隙間。ガタガタすぎますね。(牛乳パックを開く際に、キッチンで急いで適当にカットしていたので、三角形でふたができませんね!!!!)
でもご心配いりません。最終的にはきれいな椅子になりますので、そこまでお気になさらないでください。
とりあえずこの隙間には、布テープで面を作る感じで済ませました。そして三角柱を底面を蓋して布テープで留めます。
三角柱の中に、新聞紙やチラシ、牛乳パックの廃材部分などを詰め込みます。
柱をひとまとめにする
作成した三角柱を3つずつまとめて、透明テープでぐるぐる巻いてひとまとめにします。
3個ずつまとめた三角柱を、3個セット×4をテープでぐるぐる巻いて、柱が12個(椅子の半分)の台形になるようにまとめます。台形か?ってくらいガタガタ!でも大丈夫、心配しないでください。
最後に12個セット×2の外側をテープぐるぐる巻きします。ぐるぐる巻きの力で、六角形に収まりました。
柱をくるむフェルトとビニールをカット
黄緑色のフェルトと、テーブルクロスをサイズに合うようにカットします。フェルトは柱から少しはみ出すくらい。
柱を包むビニールの幅は、大きめのほうが仕上がりがよくなります。私は柱の+10cm(上+5cm、下+5cm)になるように、ビニールクロスを20cm幅になるようにカットしました。実際やってみて、フェルトの厚みや、裏面の保護も考えると、高さ+20cm(上+10cm,下+10cm)くらいでもいいと思いました。
フェルトを巻き付けていきます。
座面部分(ぺんぎんの顔)をつくる
ぺんぎんの顔を作成します。
1枚の平坦な段ボールを、六角形の椅子のサイズに合うようにカットします。段ボールの形は、24本柱で作成した六角形の原寸に合わせた方が仕上がりが綺麗になります。(一辺の長さがマチマチだったりするので)
※このとき、柱の裏面にも使用する段ボールも切っておきましょう!座面と同じサイズでいいです。
そしてぺんぎんの顔の下書きをします。
段ボールを覆う黄緑のフェルトを、段ボールのサイズにあうようにフェルトをカットします。(写真の場合、段ボールの一辺が16cm前後になりましたので、フェルトはその周りを+2cmくらいになるようにしました。)
お顔のパーツを貼っていきます。シールタイプなので簡単です。
柱と座面にそれぞれビニールを貼る
まずは座面の裏側に、先ほど座面作成時に用意した裏面用の段ボールを、両面テープで貼ります。両面テープは10cmの長さ×6本使用しました。
次に柱部分にビニールを巻きます。
座面にもビニールを貼ります。
座面デザイン部分と柱をくっつける
両面テープを10cmの長さ×6本用意して、座面と柱をはりつけていきます。
完成しました
じゃじゃん。
ちゃんと自分で履いてくれてる~~~~
帰宅時には「ぺんぎんちゃんの椅子に座って」というと、椅子に座って脱いでくれます。椅子ができるまでは、どんなに玄関で靴を脱いでと言っても、土足のまま部屋に入って行って、止められなかったですw
部屋の中にもぺんぎんちゃんの椅子を持っていかれました。
低めなので、リビングのお部屋でも安定して使えそうです。このとき娘は2歳、15kg、87cmです。
おわりに
12cmの高さの牛乳パック椅子は、2歳娘にちょうどいい感じになりました。娘は本当に牛乳をよく飲んでくれます。夫と二人の時は1本の牛乳を消費するのが大変で賞味期限ぎりぎりにシチューで消費するくらいだったのに、まさか週3本も買うことになるとは思っていませんでした。1か月で一つの牛乳パック椅子が作れますね。
次はすみっコぐらしの、とかげの牛乳パック椅子を作りたいなぁ~
それでは。
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